おむすびの円卓
日本には「お結び」と言う食べ物がある。主食の白いご飯を、塩をつけた両手で三角に握り、中に具を入れ海苔を巻く。このことから「おにぎり」「握り飯」とも呼ばれ弁当など携帯食のレギュラーレシピだ。中心から具、白米、海苔とそれらを引き立たせる塩がシンプルな中に絶妙な調和を作り出す。まん丸ではなく角のある食べ物だが、ふんわりと握られた中にそれぞれの味が収まっている。何事にも最期の結論をそういう風にまとめられれば、日本人らしくていいではありませんか。ブログの「○○結び」はテーマの当事者の代弁者イメージで登場します。これは問題の解決策を探る円卓と言うシチュエーションの中での仮想トークです。